日本の漫画なのに…ドラゴンボールのテーマパークが海外な違和感

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ドラゴンボールのテーマパーク、サウジアラビアにできるってよ。

正直に言う。

日本って、自分たちのアニメと漫画を、びっくりするくらい雑に扱ってる国だと思う。

才能は世界トップクラスなのに、
扱い方が三流。

これ、ずっと不思議だった。

なんでこんな宝の山を、ここまで放置できるんだろうって。


2030年についにドラゴンボールのテーマパークが出来る。

生きてるうちにやっとできるのか・・!

と感動したのも束の間、

なんと、サウジアラビア!!にできるらしい。

……いや、おかしくない?

日本の漫画なのに、
日本じゃなくてサウジアラビアが本気で金出して作る
って。

このテーマパークはサウジのQiddiya投資会社が企画していて、約50万平方メートル規模で建設予定だということが公式発表されている。

これ、凄い敗北だと思う。

文化を持ってる側が、育てきれなくて、
金出せる国に持っていかれてる構図。

日本が先に作ってたらどんなに国内外の客が殺到していたか・・・

思わずサウジアラビアへの交通ルートや料金調べたよね。

【悲報】ほとんどの日本人は行けない可能性大。

ちなみに、外務省の統計によると、日本人のパスポート保有率は約17%程度らしい。

参考👉 https://www.travelvoice.jp/20250224-157234?utm_source=chatgpt.com

金銭的に海外旅行自体できる人が少ない。

(それこそ、家族でサウジに行くなんて凄い金額になる。)

大半の日本人は行くことができず、

家でたまに漫画読んでサブスクで観て、せいぜいグッズを買うくらいだろう。

あの贅沢な空間を見ることすらできない人がほとんどだ。

日本人によって日本で作られたものなのに、

日本はただの原産国であり、サウジのお客さんなのだ。

なんて寂しい話なんだろう・・・。

今からでも遅くない、鬼滅でもフリーレンでもいい、

「好きな人が世界にハマる場所」をもっとつくるべきではないか。

テーマパーク『ニジゲンノモリ』率直な感想

実際、淡路島の「ニジゲンノモリ」というテーマパークがある。

🏙『ニジゲンノモリ』ってこういう施設

  • 兵庫・淡路島にあるアニメ・漫画ベースのテーマパーク。
  • 『NARUTO』『クレヨンしんちゃん』『ドラゴンクエスト』など人気IPを扱ってる。
  • アトラクションやフォトスポット・グッズ販売・レストラン・宿泊プランなどもある。

つまり「漫画・アニメ体験施設」としてはしっかりしてる。

私もドラクエの長年のファンで、勿論行ったけど、

正直・・・ちょっとだけ残念という率直な個人の感想を述べたい。

①立地の悪さ。通いたいのに通えない距離。

淡路島って、
・電車だけじゃ行けない
・車ほぼ必須
・海外観光客には鬼門

「ちょっと行ってみよ」って距離じゃない。

オタク施設って本来、

👉 ふらっと行ける場所
👉 何回も通える場所

にあるのが強いのに、真逆。

②それぞれが中途半端な規模で浸れない

あと、ニジゲンノモリって、

・自然公園+アトラクション
・エリア分散
・世界観が途切れる

構造であって、「別世界に来た感」が弱い。

それぞれの規模が小さめで中途半端で、広く薄くやってるというか。

せっかく楽しくなってきたかな?というときに、プツッと世界が途切れてしまう

あの肩透かし感は今思い出しても寂しい。

ルイーダの酒場を出た瞬間、

あ・・・ああ!もう、終わりですか・・・!

と、電車の最終駅で寝ていて起こされた客のような気持ちになってしまった。

ただ、小さいとはいえ、やはり大自然の中にあるぶん世界観は感じることができた。

オリジナルグッズも可愛いし、それはそれで良いのだけど・・・

サウジのドラゴンボール計画は、
ガチで“街ごと作る”レベル。

正直、ドラゴンクエストもクレヨンしんちゃんも、それくらいやった上で

さらにみんなが行きやすい場所になったら

たくさんのファンが何回も通っただろう。

結局あの大自然と共存するなら淡路島なのは仕方無いのかもしれないですけどね・・・

日本人がもっとエンタメを体感できる場所を!

40代以上の人間なら解ると思うが、

1990年代や2000年あたり、

日本でもファッションや音楽が国のムードを塗り替えていた。

今の日本人にこそ、娯楽を体感することが大事だと思うし

漫画やアニメはもっと派手に国を挙げて、お祭りとしてブチ上げるべきではないか。

推し活なんかも浸透してるのに、

そんな熱気や想いとは裏腹に

たまに安い服や食品とコラボする程度では満足できないのがファンの心情だ。

熱量と供給が釣り合ってない。

K-POP、韓国ドラマ…韓国はなぜエンタメが強いのか

で、ここで思い出したのが「韓国」。

韓国って、K-POPとかドラマ、なんであんなに強いかご存じだろうか。

あれは、才能が偶然湧いたからじゃない。

国がガチで金かけて、20年以上かけて育ててきたから。


韓国は90年代に経済危機を経験して、

「もう製造業だけじゃ無理だ」
「文化を輸出産業にしよう」

って国が決めた。

そこから、

・補助金出す
・育成に投資する
・海外向けに設計する
・世界で売る前提で作る

これをずっとやってきた。

だからBTSも、韓国ドラマも、
“たまたま当たった”んじゃなくて、“作られた成功”。


一方、日本。

どうかというと。

「アニメ人気ありますね〜」
「海外で評価されてますね〜」

で終わり。

いや、終わらせるなよ。

全部、民間任せ。
才能任せ。
ファン任せ。

国はほぼ傍観者。

大の漫画好きの麻生閣下も居ながらにして、クールジャパンも迷走。

そりゃ、韓国に負けるし、
海外資本にも吸われる。


しかも、日本って未だにこう思ってる人多い。

「アニメ?あー、たまに見る、好きかなウン」
ならまだいい、

国の中枢にいるお爺どもに至っては、いまだに
「漫画なんかいい大人が読むものじゃない」という化石も少なくない。

この昭和の感覚が空気としてまだ生きてる。

世界はもう、とっくにそんな見方してない。

人生変えられたとか、
生きる支えになったとか、
文化として尊敬してるとか、

そのレベルで受け止めてる。

日本だけが置いていかれてる。

才能が流出していく日本の現実


やはり経済的なことが一番ネックになっている。

アニメ・漫画って、

グッズ、映画、ゲーム、観光、イベント、コラボ…

全部に展開できる「金のなる木」。

なのに、国家戦略にしない。


で、そのくせ現場は地獄。

アニメーターや声優は薄給。
作った張本人に正しくお金が届かない。

「好きでやってるんでしょ?」
「夢の仕事でしょ?」

って空気。

だから才能ある人や有能な人が海外に買われている現実がある。

才能ある人達が日本を出て、

日本人が日本で作品を作ってくれなくなるということ。

このままだと日本は“原産国”で終わる

面白い漫画やアニメが英語版しか無いとか、手軽に手に入らない、

手に入っても買いづらい高額になる・・・そんな未来を考えたら、怖い。

実はもう映画やゲームにおいてはこれが成立してることも多々あるらしい。

日本が才能を差し出して、

海外がお金を出して儲ける、という図が。


韓国は、自分たちで価値を決めて、育てて、売ってきた。

日本も「盛り上がるかどうか」チラチラ見てないで、

「仕掛けていく」ことが必要だった。


正直、このままだと普通にこうなる。

・人気IPは海外資本に握られ
・制作現場は疲弊して
・日本は原産国なだけ

すでに始まってる未来。


ドラゴンボールのテーマパークが海外にあって、
「まあ仕方ないよね」
って思ってるうちは、日本は本気じゃない。

かといって、日本の人口減にともない、

漫画やアニメ好きな人の体験世代が減ったら、

もうこれは「武器」ではなく(少数の)「趣味」に戻るのだろうという気がしてくる。

できれば「文化の寿命」が切れる前に、

鬼滅の刃くらいはレガシー化しといてほしいと願って止まない。

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