暮らしも旅も心豊かに、欲張りたいなら新倉敷
岡山県の西部に位置する倉敷市。観光地としても有名な「美観地区」や、「大原美術館」「アウトレット」などで知られていますが、そんな倉敷まで電車で7分なのが新倉敷駅です。
新倉敷に住む、と言ったとき、地元の人は「なんで新倉敷なんかに?!」と言われるんです(笑)

それだけ田舎のイメージが強いみたいですが、
観光客なども少なくて、必要なものがすべて近くにあり、
こんなに快適に暮らせる場所は無い!と思うほど、私は新倉敷に満足しています。
今回は、私が実際に「新倉敷に住んでよかった」と感じている6つの理由をお伝えしますね。
理由1:在来線(山陽本線)で、岡山・倉敷・福山までがすぐ!
新倉敷駅は、山陽本線の停車駅。
そのため、倉敷・岡山・福山といった主要エリアに電車一本で行けます。
しかも1時間に2〜3本は電車があるので、通勤や通院、ちょっとした買い物にも不便を感じません。
車がなくても「街に出る手段」があるというのは、地方暮らしでは大きな強み。
倉敷の中心地に買い物に行ったり、岡山で病院に行ったり、気軽に移動できるのはかなり快適!!
20~45分あれば行ける場所
- 倉敷美観地区
- 倉敷駅周り(アリオ、三井アウトレットパーク)
- 岡山イオン
1時間~2時間あれば行ける場所
- 岡山後楽園
- 湯郷温泉
- 宇野港
- 四国、高松駅周辺
これらの行先に共通してるのが『文化の香り』です。
岡山県も香川県も、派手さはないけど所々にセンスを感じる・・・
というのが、のちほどお話ししますが、瀬戸内国際芸術祭というものを県をあげてやっているだけあり、
歴史や芸術が好きな人間からすると、実に見どころが多く、楽しく遊べます。
理由2:実は”新幹線が停まる街”なので、県外へのアクセスも⦿
実はあまり知られていないけれど新倉敷の大きな特徴が「新幹線が止まる」こと。
のぞみは停まりませんが、ひかり・こだまは停車するので、新大阪や広島へのアクセスが抜群。
岡山駅までも、電車だと510円で26分かかりますが、
新幹線なら1380円でわずか10分です。
地方に住みながらも、遠出や帰省、出張がスムーズにできるのはかなりありがたいポイントです。
新幹線の駅がある地方って、実はすごく貴重。
「地味だけど、実はすごい」という新倉敷の魅力がここにも詰まっています。
理由3:街全体がきれい。道が広くてスッキリしてる
新倉敷の駅周辺を歩いてまず感じたのは、「ごちゃごちゃしていない」こと。
背の高いビルが少なく、道幅も広く、空がスッと抜けて見える感覚があります。
歩道や街路樹も整備されていて、全体的に“スッキリした街並み”という印象。
都会のような派手さはありませんが、整った景観と静かな雰囲気が気持ちを落ち着かせてくれます。
見た目って、意外と住み心地に直結するんだな…と実感しています。
それでいて、暮らすのにはかなり便利なんです!
詳しくは次の章でお話しますね。
理由4:平地が多くて、車が無くても電動自転車があれば超快適!
岡山といえば車社会です。
しかし全部が全部、車が無いと生活できないわけではありません。
新倉敷駅南口周辺は、下記が全部自転車で回れる範囲にあります。
しかも、必要あるか無いかよくわかりませんが、
- スーパー(ハローズ、マルナカ)
- ドラッグストア(ザグザグ、ひまわり)
- 100均(セリア、ダイソー)
- スポーツジム
- スイーツ(白十字、シャトレーゼ)
- しまむら
- ホームセンター(TIME)
- 電気屋(エディオン、K‘s電気、ヤマダ電機)
- 軽食(マクドナルド、ケンタッキー、ピサハット)
- 他、温泉『満点の湯』
- その他銀行、病院各種
しかも、この住民数に対して必要あるか無いかよくわかりませんが(笑)スーパーは24時間開いてるし、ドラッグストアも深夜12時まで開いています。



仕事が夜遅く終わっても、ゆっくり買い物に行けるというのは助かります!!
理由5:食べ物をはじめ、日用品が安く済む。農協が最強!
そして、地元スーパーのハローズは、イオ●などに比べても安く、大変助かっているのですが、
一番ビックリしたのは農協です・・・
これは車や電動自転車ならラクに行ける場所にあるのですが、新倉敷駅の北口から車で3分くらいの場所に、『メルカートたまきた果菜館』という直売所があるのですが、初めて行ったとき、あまりの安さに衝撃を受けました!
これは、私自身のいつもの日常のある日の買い物、ちょっとお見せしますね。
アスパラは19束、ピーマンは小さいものが20個、ナスは3個入り、大きいサイズのおくら10本入りなど・・・
これらがそれぞれ100円なんです!!!
もはや食べきれないと解っていても安過ぎて手が伸びてしまう・・・


帰ってから大量の野菜など冷凍保存に忙しいです。
私は結局使い切れなかったりするのですが、きちんと使い切れる人は相当な節約になること間違い無しですよ。
そして忘れてはならないのは、岡山はフルーツ大国であること。
ピンキリですが、シャインマスカットは探せばだいぶ安く買えます。
上記の私の買い物写真にあるシャインマスカットは1房550円、
いちじくは7個入って300円でした。
お花も店前に大量に並んでいますが、本当に安い!100~400円がほとんど。
広島にいたころは、果物と言えば
美味しいものを買おうと思えばすごく高いし、
そこそこの値段のものならあまり美味しくない、
だから「果物を食べよう」と思うことは稀でした。
しかし岡山で、果物の安さと美味しさを知ることとなり、今では果物は生活に欠かせません。
自然の恵みを安く享受できる、とっても贅沢なことですね。
理由6:芸術好き必見!センスの良いイベントがある
さて、先ほども触れましたが、岡山や香川はイベントも素敵です。
①瀬戸内国際芸術祭
「瀬戸内国際芸術祭」は、瀬戸内海の島々を舞台に、3年に一度開催される国際的なアートの祭典です。2010年に始まり、今では日本を代表する現代アートイベントとして知られています。
舞台となるのは直島・豊島・犬島・小豆島・男木島など、個性豊かな島々。それぞれの島に根ざしたアート作品が展示され、自然・歴史・暮らしと調和した体験型のアートが楽しめるのが最大の魅力です。


②暮らしを彩る器フェア
「暮らしを彩る器フェア」は、全国から作家や窯元が集まり、陶器やガラス、木工などの“暮らしの器”を販売・展示するイベントです。
岡山県内の大型イベント会場(コンベックス岡山など)で開催されることが多く、1万点以上の器が一堂に会する、器好きにはたまらない空間になります。
2025年は130店舗くらいだったと思いますが、器だけでなく、花器やら何やら色々あるのですが、本当に一ヶ所の会場なのに丸一日退屈しないで見ていられます。
作家さんと直接話しながら買えるのが魅力で、「この器にどんな料理を盛ろうかな」と想像しながら見て回るだけでも楽しい時間。お店に流通してない段階でとても安く買えるものが多く、掘り出し物に出会えるチャンスもあります。



去年は狂ったように買いまくり、15点くらい買っておよそ4万円でした。そして毎年参戦することを心に決めました・・・!!


日常の中で使う器がちょっと素敵になるだけで、毎日のごはんが少し特別になる。そんなふうに、“暮らしを楽しむ感覚”を再確認できるイベントです。
さいごに。
このように、新倉敷は、いつでも田舎と都会を行き来できるような場所です。
ゆったりのんびりと暮らすんだけど、気軽に感性を刺激しに行くこともできる。
天気は晴ればかりで、安くて美味しいもので溢れてる。
・・・今回私がお話したのは、あくまでもほんの一面でしかありません。
まだまだある岡山や香川の魅力を、ぼちぼち発信してきたいと考えますが
住むなら新倉敷だよ!!と、声を大にして言いたいです。

