四国水族館へひとり旅行って来た
四国水族館は、香川県宇多津町にある海のテーマパーク。
岡山駅から電車で1時間弱、そこから15分くらい徒歩(300円で駅からバスも出ています)の場所、四国の海沿いにあります。
館内はコンパクトながらも見ごたえ抜群で、まるでアートのような展示や照明に癒されます。
景色も絶景ですが、映え写真を撮れるスポットが水族館内外にちゃんと設置してあり、カップルはもちろん、家族連れも友達連れも、平日にも関わらずわりと人が居る人気スポットでした。

そんな空間に、一人で乗り込んできた私ですが、意外と一人で来ている人もいるため、ソロでも行きやすい!と判断しました。
しかし本当にセンスの良い建物で、「魚の魅せ方が上手い」という口コミを見かけたのですが、

確かに・・・魚を含めてアートのような見え方するなぁ
と、口コミの主が言いたかったことがすぐに解りました。
センスがある館内展示、イベント、食事


館内イベントも、イルカショーやペンギンのエサやりなど、一般的なものも多種ありつつ、
真珠を取り出してオリジナルのアクセサリーを作るとか、スノードームを作るとか、一風変わってるけど面白そうなことやってました!
価格はそれぞれ
- 真珠取り出し体験→1200円~
- スノードームづくり→2800円~
と、気軽に楽しめる価格です。
食事をするところも、少ないながらもちゃんとオシャレで美味しいお店が揃っています。
瀬戸内のレモンや香川のうどん、ハンバーガーなどもありますよ♪
もちろん、すべての飲食店が海に面していて、美味しい食事と良い眺め。



例え魚がいなくても?それはそれで・・となりそうなほど満足感高めです(笑)
平日でもそこそこのお客さんはいましたが、飲食店はお昼時にも関わらず、たいして並ぶようなことも無く、私が食べたのはこの、香川県のオリーブ牛のぶっかけうどん。
さっぱりとしてたのでお腹が重くもならず、その日一日アクティブに動き回れました!


四国水族館に集う、綺麗で面白い魚たち。
四国水族館には約70種類の水槽があり、その中に色んな魚や生き物が住んでいます。
その水槽一つ一つが素敵なんです。
それは実際に行ってから見ていただきたいのですが、ほんの一部ですが、私が出会った魚たちを載せておきますね。
ときに印象に残ったのはクラゲゾーンはやっぱり綺麗で幻想的でした。
エイやアザラシも、大きな水槽を悠々と泳ぐ迫力に目を奪われましたし、
綺麗な魚やちょっと怖い魚、いろいろいました。


初めて見た!童話の世界『竜宮城』がある四国水族館
実はこの四国水族館、館内にはあの浦島太郎が行った竜宮城があるんです。
やや広めのエリアで、真っ暗な海の底のようなところに見えるオレンジの光。
そこには門があり、他のエリアと繋がっているのですが、
この竜宮城、周りがプロジェクションマッピングによる演出で、
魚や、竜、乙姫や桜吹雪など、
ストーリーに合わせて展開していくんです。



いいなあ、私も何か徳を積んで竜宮城に連れて行かれたいものだ・・


竜宮城なんて、物語の中の架空でしかないけど、もしも行けたら相当楽しいだろうなあ・・・と、門前にあるベンチに座って思いを馳せていたら、カップルが入ってきたので、反射的に場を譲ってしまいましたw
四国水族館はゆっくり展示を見て、ごはんも食べて、私は所要時間2時間半くらいでしたよ。
四国水族館の隣、四国を一望できるゴールドタワー
『ゴールドタワー』
四国水族館のすぐ隣にあるゴールドタワー、気になったので入ってみました。
このビル、本当に背が高いんですが、高さ158mあります。


施設内は子供が遊べるものがたくさんあったり、四国のおみやげがあるお買い物コーナーもありつつ・・
私が一番感動したのは『ソラキン』という、展望台です。
外の空が、金魚たちの遊泳舞台になる魔法のフロア『ソラキン』
入場料が大人が1500円でした。
口コミは良い悪いが両極端。1500円が高過ぎるという声もあるけど、私個人としては大満足。
まずは一番上の階で、キラキラしたオブジェに囲まれて、その中にいる金魚や熱帯魚を見ていきます。


このソラキンの大きな特徴として、ビルの外側(壁)も金魚の水槽になってるんです。
だから、壁側を見ると、金魚が空を飛んでるように見えるのです。
見てください、街を、空を、金魚が泳いでるみたいに見えますよね。


ありそうで無かった!魚に空を泳がせる演出。



これ考えた人、天才ですよね・・・
最上階から一つ下ると、そこ最上階のキラキラと違って、一気にボタ二カルゾーンとなります。


私はこの階が一番好きでした。
緑やガラスの演出が綺麗、そこに金魚のオレンジが映えます。
座ってゆっくりできるような場所もあり、
地上100m超えから、ボーっと外を見たりできます。



日焼けも厭わず、長時間座ってしまいました。
そしてもうひとつ下に降りても、同じように外に面した席があり、
写真を撮れる演出もしっかりあるので、私のようなソロ者以外はそこでインスタ用の撮影も楽しめます。
感性を刺激され、綺麗なものをたくさん観れる旅
四国水族館に比べ、ソラキンは入場料のハードルもあるので、平日だとほぼ人もいなくて貸し切りみたいでした。
これを高いと思うか、安いと思うか。
私は綺麗なものを見るのが好きで、個人的には水族館よりも写真映えが凄かったので、
帰ってから見直してもソラキンの写真は美しくて大好き・・・


まさかこんな蜷川実花のような写真が撮れるなんてw
ソラキンの演出があってこそ、なんですよね。
先月携帯をグーグルピクセルにしたのもまた良かったんでしょうね、
カメラや編集がとてもいい感じにできるので、この魚たちの写真で散々ウットリできました。
芸術や綺麗なものや生き物が好き、という方、
どれかでも当てはまれば楽しめると思うので、展望台にも立ち寄ることをオススメします!
展望台はどんなに写真を撮りまくっても、30分~1時間あれば充分かな。
四国水族館に行くならこれだけは気をつけて!
日帰りで四国水族館、ゴールドタワー、どちらも楽しかったですが、
意外と駅からの徒歩や敷地内、外もたくさん歩くので、日焼け対策ですね。
日焼け止めなんて落ちますから、塗り直し用を持っていくのが◎です。
あと、私のように感受性が強過ぎる人間は、
美しいものをいっぺんにたくさん観れることで心は満足しますが、感覚が刺激され過ぎてすっごく疲れます(笑)
帰り道、ずっと頭痛がして大変でした。



心当たりのある方は頭痛薬もお忘れなく!
ここで帰ればいいのに、ランナーズハイのようになっていた私は、そのまま大好きな高松駅に寄りました。
岡山からだと一時間くらいかかりますが、
水族館のある宇多津からなら30分くらい(料金片道630円)で行ける高松駅。
高松駅がまたオシャレでセンスが良いんですよ。
ロフトとツタヤと名産品売り場がとくにお気に入りで、ここもまた3時間もあれば充分楽しめます。
このさえぶっ倒れてもいいからアートをセンスを満喫したい方にはおすすめの過ごし方でした。
※ただし次の日が仕事の人は考え直してくださいw

